2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ノーベル物理学賞を受賞したリチャード・ファインマンの自伝『ご冗談でしょう、ファインマンさん』の中に、面白い話がある。大学時代に、講堂に催眠術師が来て、催眠術をかけられるボランティアを募集した。 ファインマンは、これはてっきり満場の学生たちの…
いつのまにかお金をスラれ、食中りで寝こみ、移動をすればインディヘナによるバリケード封鎖に遭い、夜中に道の途中で降ろされ、挙げ句の果てにはホテルに荷物を忘れ元来た道をまた戻る。南米の洗礼。きれいはきたない。きたないはきれい(『マクベス』)。こ…
やさしくないやさしさをやさしさとして、きびしくないきびしさをきびしさとして、コード化され、強制される、ある種のモード。
それを本気で信じて、何かやってみればいいと思う。恐らくはとても苦労すると思うが、まあそんなことはいい。本気で信じてみろ。世の中の問題は、本気で信じていないくせに、ああだこうだと自分と人を騙す輩が後を絶たないことである。思い切り遠くを見て、…
私は、子供の時に蝶の採集をセミプロ並みにやった人間である。たった一つの生物種を巡っても、どれほど多くの自然の要素が加わらなければ全体として必要十分なシステムができあがらないか、身にしみて判っている。 http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/…
重要なのは、シニシズムやアイロニーが現状の破壊的改革に向かう場合であって、それがつまり、パンクってことです。だから、「日本におけるパンクが英国のようにストリートの服屋からではなく、テレビ局のお笑いバラエティから発生した構造」というようなこ…
http://blog.picsy.org/archives/000225.html
ニーチェとオルテガの分岐点は、この「選ばれてあること」とは「他の人々よりも多くの特権を享受すること」とか「他の人々よりも高い地位を得ること」、つまり「奴隷」に対する「主人」の地位を要求する、というかたちをとらない点にある。それどころか、彼…